自分が加入している保険の内容を把握していないと要注意!

いざという時の備えとして、保険に加入している人は多いでしょう。
しかし中には、自分が加入している保険がどういったものか、その内容を把握していない人もいると思います。
保険の内容を把握していないと困ることもあるのですが、その理由について解説します。

保険は万能ではない

「保険には入っているから、いざという時も大丈夫」と考える人は多いのですが、その保険はどんな内容でしょうか?
ただ保険に入っているだけでは、いざという時の備えとしては万全ではないのです。

 

一口に保険といっても、いくつもの種類があります。
生命保険や医療保険、貯蓄型保険などが一般的なのですが、これらの違いとは何でしょうか?
まず、その違いを把握しましょう。

 

生命保険は、主として死亡時に備えた保険のことで、死亡保険金を重視したものです。
自分の死亡時ですから、自分以外が受取人となります。
加入する際には年齢制限があることも多く、あまり高齢になると入れなくなることが多いでしょう。

 

生命保険には定期保険と終身保険があります。
定期保険は、例えば20年という期間だけ加入して、その期間が過ぎると保険が解約となるもので、終身保険は基本的に最後まで加入することができます。

 

定期と終身の大きな違いは保険料で、定期の方が安く設定されていますが、その期間内に保険金を受け取るようなことがなければ、それまで支払った保険金は基本的に無駄となります。
終身の場合は、保険料が高くなりますが確実に保険金を受け取ることが出来るでしょう。

 

また、終身型の生命保険は加入した年齢が若ければ、それだけ支払う保険金の総額は安くなるという傾向があります。
80歳で死亡して保険金を受け取ると仮定した場合、20歳で加入して60年間保険金を支払い続けた方が、40歳で加入して40年間保険金を支払い続けるよりも、受け取る保険金の額は同じでも、支払う総額は安くなることが多いのです。

 

医療保険は、病気や怪我に備えた保険のことです。
数日続けて通院する必要がある場合や、入院した場合、もしくは手術が必要となった場合に受け取る保険金が主となっている保険で、特約によって特定の病気や治療方法に対して特に保険金を手厚くすることもできます。

 

医療保険には、定期と終身の他に積立というものがあります。
定期と終身については生命保険と同様のもので、積立というのは定期と同じく一定の期間だけ加入するものですが、その間に保険金を受け取ることがなければ一定の金額を受け取ることが出来るというものです。

 

積立は、定期よりも保険料が高くなりますが、何もなければ満期でまとまった金額を受け取ることが出来るため、保険料が全く無駄になることはない、というメリットがあります。
ただし、受け取れるのはそれまでに支払った保険料のうち、ごく一部となります。

 

貯蓄型保険というのは、学資保険や個人年金保険などのことです。
これは、保険金という形で行う積立貯金のようなもので、学資保険の場合は子どもの進学時や成人時、個人年金保険の場合は加入者が65歳になった時など、決まったタイミングで保険金を受け取ることが出来ます。

 

貯蓄型保険は、基本的にこれまで支払った保険料よりも、受け取ることが出来る保険金の方が多くなります。
保険料が無駄にならないもので、さらに保険料は増額されますが死亡時や入院時に備えた特約も付けることができます。

 

時々内容を見直そう

生命保険や医療保険などは、加入したらそのままという人も少なくありません。
しかし、実はその内容について時々見直したほうがいいこともあります。
保険を見直すと、何かいいことがあるのでしょうか?

 

保険というのは、一度加入したら解約するまで内容が変更できない、という訳ではありません。
同じ保険会社で、同じ種類の保険であればその内容を変更しても、これまでの保険を引き継ぐこととなるので、それまでの保険料も無駄にはならないのです。

 

見直す点として特に多いのが、特約の内容です。
例えばガン特約を付けた生命保険に入っているものの、現在ではそのガン特約が標準となっていることなどがあります。
特約を付けるとそれだけ保険料が高くなるので、新しい生命保険のプランに変更すると保険料が安くなるでしょう。

 

医療保険の場合も、同じ保険料で特定の病気に対して一時金が出るプランなどが登場していることもあるので、こちらも時々見直す必要があります。
また、加入時はその一時金が10万円だったのに、今のプランなら100万円になっているかもしれません。

 

貯蓄型保険には、様々なタイプがあります。
学資保険のように、毎月の掛け金を積み立てて最後に利息付きで戻ってくるものもあれば、そこに生命保険、医療保険を組み合わせたものもあります。

 

しかし、組み合わせた場合は一部がそちらの保険金となるため、積み立てた金額がすべて返ってくることはないでしょう。
それを知らずにいると、満期を迎えた時に返ってきた金額が思ったよりも少なくて予定が狂うかもしれません。
貯蓄型保険の場合は、特に内容を念入りにチェックしましょう。

 

まとめ

保険には様々な種類があります。
その保障する内容も異なりますし、契約したときには最もいい保険だと思えたかもしれませんが、その後違う保険の商品が出てきてそちらの方がより良いものとなっているかもしれません。
しかし、それを判断するには、まず自分が加入している保険の内容を知っておく必要があるでしょう。
保険を時折見直すためにも、まずは自分が加入する保険の内容を把握しておきましょう。